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映画『ブラッド・ライオンズ』オンライン上映会に参加して 〜ライオンの闇産業を知る〜

南アフリカに、ライオン農場があることをご存知ですか
私は、全く知りませんでした

きっかけはラジオから
キニマンス塚本ニキさんの「アシタノカレッジ」にゲストとして
太田ゆかさんが登場した回
南アフリカで唯一の日本人サファリガイドとして働いている方だ
youtubeでも【Yuka on SAFARI】というチャンネルで南アフリカのサバンナを約2時間バーチャル生中継し、その魅力を臨場感たっぷりに配信している。解説付きでわかりやすく、何より好奇心旺盛のYUKAさんの運転でめぐるところがワクワクする。生配信参加はまだ未経験だが、いずれ参加したい。

アーカイブの中に見つけた
【「ゆかまるプラネット」意外と身近な知っておくべきライオンの闇産業… 】
南アフリカにおけるライオンビジネスは、悲しいやら、残酷すぎるやら、とにかく信じがたい世界がそこにはあった。ライオンファーム(農場)というものが存在し、牧場で牛が暮らすようにヒトの手によってライオンが繁殖されている。
野生動物であるはずのライオンが。
動物園の繁殖と状況はかなり異なっていて、飼育環境も劣悪、狭いオリに何十頭と詰め込み、近親交配を繰り返し、生まれたばかりの赤ちゃんライオンは野生化しないよう2ヶ月ほどで母ライオンから引き離される(自然界では大体2年間は母親と過ごす)。与えられる餌も寄生虫検査などされず、どのような状態のものなのかわからない。
ドキュメンタリー映画『ブラッド・ライオンズ』(無料でオンライン上映に参加できる)では、この合法闇産業について取材、追求するドキュメンタリー映画。そこには、想像できないような深い深い、闇があった。

ライオンビジネスは観光産業の一端を担っている
特にトロフィーハンティング(缶詰狩り)はサファリ見学ツアーなどとは比較にならないほどの収益を南アフリカにもたらす。(ただ、この収益がちゃんと地域に分配されているのかは不透明)
ヒト、特に富裕層の間では娯楽として行われ撃ち殺した動物と笑顔で記念撮影し、SNSに投稿されている。さらには頭を切断、トロフィーとして持ち帰り、皮は剥ぎ取られ残った身体は捨てられる。ハンターたちは自然保護だと言い切り、人間に飼い慣らされた、殺す目的で繁殖された囲いの中にいる野生動物の狩り楽しむ。自分は動物愛護者で家では犬を4頭飼育していると、胸や指にギラギラとしたトロフィーなのかバッジを輝かせて笑顔で話す。
観光産業はハンティングのみならず、子ライオンとの触れ合い、ライオンとの散歩、ボランティアツーリズムなどを含む様々な活動があり、骨取引なども行われている。
野生保護という大義名分のもと、合法として認められているため国の規制も不十分なのが現実だ。
映画本編最後で、本当の野生保護であれば繁殖もさせないし、動物との接触もしないと。また、動物をハントするのではなく、ただ遠くからみて敬えばいいというメッセージが印象的だった。

アフリカの野生に暮らすライオンは絶滅危惧種に指定されており、劇的に数が減少している。半世紀のうちに実に90%減(現在20,000頭ほど)2050年までに絶滅する可能性がある。減少しているのはライオンだけではない、たとえばタンザニアのセルース猟獣保護区では、2009年まではおよそ5万頭のゾウがいたが、今では1万5000頭程度になっている。

私たちにできることは何なのか、考え出すと途方もない。
けれど、まずはそのような現実があるということを知りさまざまな情報を得て理解していきたい。そして、多くの人にこのことを知ってもらえるよう、シェアしたい。ライオンがいないサバンナなんてサバンナではないし、そんな景色見たくない。(←まだリアルに見たことないけど)

九州大学・基幹教育院 人文社会学部門 准教授の安田章人氏は狩猟について研究を続けている先生
スポーツハンティングは残酷で、娯楽のために殺すべきではないという意見がある一方、食べるために殺すのは良いのか?と疑問を呈す。狩猟史を紐解き、民俗学、心理学など様々な分野から多角的に考えることで、人と自然や生物との共存のためのヒントが得られるのではないかと。人は人類史において実に99%以上の時間、狩猟採集生活を行なってきたそうで、人々の狩猟や生き物に対する考え方は、時代や地域によっても大きく異なる。古くから狩りは特権階級の娯楽下かつ権力の象徴であり、ストレス解消であった。今よりももっと多くの動物が殺されていただろうし、現代となると、「残酷だ!」「人の身勝手だ!」と声が上がる。

トロフィーハンティングを社会問題として取り上げた映画
『ミアとホワイトライオン奇跡の1300日』も鑑賞してみた
ただただ泣けた。朝も早いうちから、涙が止まらなかった。
かなり強引なストーリーではあったが、テーマとしては十分伝わってきて、何よりCGなしで撮影に3年間を費やしたというから、それだけでも十分見応えはあった。

トロフィーハンティングにも、ライオンファームにも賛同はしないが、そこには根深い事情や歴史的背景、さらにはそもそもの人間性など複雑に絡み合っているようだ。とはいえ、本来野生で暮らせるよう進化を遂げてきた野生動物をビジネスのために繁殖させ、劣悪な環境下で多頭飼育されているライオンの姿を見るとやるせ無いような、辛い気持ちになる。

オンライン上映会は今後も開催予定があるので
ご興味のある方はぜひみてほしいなと思う。
※映画の中にはショッキングなシーンも含まれます。

上映会情報:9/10(土)16:30〜 (あと1日となりました)




★上映会スケジュール https://www.lionstale44.com/blood-lions/schedule/

自主上映会もやってみたいな・・・ぁ

 

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