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「広報たまちいき」から「共創たまちいき」へ 多摩信用金庫

2013年3月 創刊準備号
小平市

2013年年明け頃だったか、
当時多摩信用金庫価値創造事業部で広報たまちいきを創刊準備号よりご担当されていたSさまより、1面イラストマップの連載をご依頼いただいた。
突然のことで、あまり詳しいことも聞かず
よろこんでお受けした。

締め切りまでわずか、うろ覚えだが1週間もなかったように記憶している。
初回の顔合わせのあと、すぐに取材。
記念すべき第1回目は、初めて訪れる
小平市、花小金井駅界隈。
なれない西武線で現地に到着しグリーンロードへ。
ディスクオルゴールの流れるカフェ、野菜直売所、ベンチで休憩するオジサマ、小平ふるさと村など
ネタが豊富だった。
取材の仕方もしらないまま、半日ほどかけて歩き回った。
締め切りのことよりも、連載の仕事がきた喜びで気分は薔薇色だった。

まずは1年間の継続、そのごは2年、3年と継続
最終的に8年とすこし、100号まで継続させていただいた。
創刊準備号の反応もよいということで
創刊号からは半分に折ってもマップがみえるようにと
真ん中に掲載してくれた。
最初のうちは不審がられることもあったが
連載が継続されると「これ、みたことある!」、「もんでんゆうこさん!?」と
名前を憶えてくれる方もふえてきてなんともうれしかった。
いまごろはいろんなことが思い出せない私でも取材のシーンは
不思議と頭の中に記憶として刻まれている。
1日中あるいは2日ほど取材に費やし
多くの方のお話を聞くことができた。
真っ赤っかになって修正ははいるものの、基本はわたしが好きにデザインすることができた。
デザインさせてくれた。

2018年からは、イラストマップの掲載サイズが拡大され
「1面マップ/もんでんゆうこ」と表記してもらえるようになった。
各自治体でご活躍されている方にコーディネーターとして
一緒に街歩き取材をしたり、1面の中で2市を紹介する「市をつなぎ歩いてみよう」など
時々企画として読者の方をあきさせない工夫をしてくれた。
紙もよい質感のものとなった。
同じくらいありがたかったのは1か月の発行部数。
平均50,000部、多い時で70,000部。
毎月送られてくる最新号に記された部数をみてにんまりだった。

毎月の締め切りとその他の仕事で目がまわるようなときもあった。
朝まで寝ずに描いたこともあった。
すべてがいいことばかりではなかったけど
間違いなくわたしの代表作となり、
「もんでんゆうこ」という名前を多くの方にしっていただくきっかけとなった。
なによりも私の人生を変えるわたしにとっておおきな実績となった。
この濃厚すぎる8年間はきっとこの先にはもうないと思う。
まったくの無名でふわふわとした状態からはじまった
「ふらッと 多摩歩き」
このタイトルも思いつきで考えたもの。

広報たまちいき、紙面での発行は2024年3月をもって最終号となります。各支店さまに設置、手にすることができます。

今後は「共創たまちいき」として地域によりそった情報を引き続き発信されるようです。

あらためて、
多摩信用金庫 価値創造事業部のみなさまに
感謝の気持ちでいっぱいです。

ふらッと多摩歩き連載のきっかけとなった、「ひのカフェロードマップ」(日野市)

2市をご紹介させていただいたイラストマップ

武蔵村山市、瑞穂町

清瀬市と東村山市

2面にもマップが登場した、レア号(vol.58)

夜な夜な振り返ってみると、私もたのしんでいた
楽しませていただいた。
どれもこれも楽しいマップ。

最終号(vol.100)

最終号中面2面にわたる「たまびいきの人たち」

 

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