【 価値観 】
何に価値があると認めるかに関する考え方。価値(善・悪、好ましいこと・好ましくないこと、といった価値)を判断するときの根底となる ものの見方。ものごとを評価・判断するときに基準とする、何にどういう価値がある(何には価値がない)、という判断。
出典:ウィキペディアフリー百科事典
家族同士の諍い事の発端は価値観の違いだろう
親の価値観ではかられた子供は反発し
夫婦間でも「なぜわかってもらえない」と煮えたぎる怒りが爆発する
押し付け合うほど
嫌悪感や、憎悪感がまし悪循環が延々繰り返されるのだ
自分の価値観を家族経由で否応なく突きつけられ
ウンザリすることもしばしば・・
改めて、「価値観」って何だろう
哲学ともまた違うのだろうか
これまでの自分の人生を振り返ると
見えてくるのだろうか
譲れない自分の軸となるもの
そんな時にこの本に出会えた
国を旅するような、ちょっと変わったガイドブック
翻訳家の鹿田先生は、この世界の価値観を自分軸としていくつか採用し
活用してみてくださいと、話された
私たちの人生は朝起きた瞬間から選択が始まる
朝は何時に出かけようかとか
そんな時にこの自分軸があると選択が楽になるのだそう
なるほど、自分の軸をここから探してみれば良いのか
「1日1国、読んで旅する」101日の世界周遊、と帯に書かれているが
3カ国ほど周遊してしまいそうだ
最後の質疑応答でのこと
「子育てする上で気をつけていることはありますか?」
「自分の時間を大切にすること、子供は勝手に大きくなっていくのですよ。」
あぁそぉか
そぉだった
私は、自分のことを優先してきた(家族内で)
受験前の大事なテストだろうが、小学校最後の運動会だろうが
申し訳ないと思いつつも、自分の気持ちを一番に考え行動した
ここ2年ほど、外出する機会が少なくなり
旅にも行けず、自宅でべったり過ごす時間が多くなった
いちいち家族(子供)のことが気にかかり
受験を控えたムスメに向かって
心ない言葉を何度もぶちかました
人と人との間で私にとってのちょうど良い距離感というのがあって、
好き勝手出かけていたおかげでうまく調和が取れていたのだと思う
これも私の大切な価値観なのです
先生のおかげで心のモヤモヤが少しだけ晴れた
鹿田先生の講演後はグループに分かれてのワークショップ
「価値観」を見つけよう!教え合おう!グループディスカッション
初めて同士、向き合って
自分の価値観について語り
互いに探求していく
私が選んだ3つの価値観
・ユーモア・・敬愛する永沢先生の訓
「努力してもダメなものは、ダメである
腹を据え、ユーモアを持って、時間の過ぎるのを待てばよい。」
あまりカリカリせず、ユーモアを持ってやり過ごす、作品を作るときは、肩の力を抜いて心を和ませる
・不動・・あきらめない、ブレない自分でありありたい
・尊厳・・自分自身を尊重できるようになりたい
う〜む
2022年は、自分自身に向き合い
自分を知る、自分の軸について考えてみることにしよう
世界を知る101の言葉 著 Dr.マンディープ・ライ 訳 鹿田昌美
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好きな服だけ着ればいい 著 レイチェル・ロイ 訳 鹿田昌美
早速服を購入したくなりますよ