mokkiってなに?
フィンランドで別荘(サマーコテージ)のことを言うそうです
世界幸福度ランキング4年連続1位の国、対象は149の国と地域において
(ちなみに日本は56位)
国土の3分の1が北極圏にあり日照時間において、冬と夏の落差が極端に大きいフィンランド
北極圏以北では夏は太陽が全く沈まない白夜となり、冬は全く陽が昇らなくなる
そう言うわけでフィンランド人は短い夏を全力で楽しむわけで
楽しみの一つが、mokki。「時間」と「自然」を思いっきり満喫する
水洗トイレもシャワーもない
自然を眺め、ゆったりと時間を過ごす
バーベキューしたり、ビール飲んだり、釣りしたり
この国においては、サウナ入ったり・・・・・・・・・・
沈まない太陽(白夜)を楽しむこともできる
そんなの体験したこともなければ想像もできない
仕事優先主義ではないけど、ゆったりとした静かな自然の中に、身を置く時間はほとんどない
心の中に本当の自然がたりてない
檜原村にできる
mokkiの森
名前の由来は、もちろんフィンランド語から
前回訪問したのは、2019年夏頃
久しぶりの深い山
いく道中
忘れてはいけないのが、産直の店
時間に遅れているにもかかわらず寄り道
急いで払沢(ほっさわ)の滝方面へ車を走らせ
さらに奥深い細い山道をかなり上の方まで登る
看板が立ち、なんかそれっぽくなってる!
相変わらずここからの景色はサイコーで
嫌なこと全部忘れさせてくれる場所(今嫌なことないけど)
ちなみに川遊びモードできてしまい、山道をビーサン素足で歩く羽目に
危ないので、山に入る際はそれに適したちゃんとした服装が良いでしょう
早速拠点となるところへ向かう
山道の整備が進んでいた
到着!
素晴らしい山並み、標高が高いのにこんなにひらけているのが
信じられない
蜂が集団で蜜を吸っているのには、たまげたが
山ナビゲーターの由佳さんの言う通りしていれば何のことはない
私たちが、お邪魔してるんだから
うまく回避しつつ、その場を共有する
(とは、言いつつ、蜂は大の苦手、ブルブル)
近頃、初心に帰り常に小さめのスケッチブックを携帯することにしている
いつ何があってもいいように備えあれば憂なし
今日も出番多めであろうと準備は万端
ここで、キャンプしたり
イベントを開催したり
ただ普通の感じではない
炊事場どこですか?温泉はありますか?
所謂よくある便利なキャンプ場を作っているわけではない
キャンパーでもある由佳さん
その回数を重ねていくごとに
持参する荷物も変化していった
最初は荷物多めから
必要最小限、少なめの方がかっこいいよねとスマートキャンプへ
こどもが生まれてからは
必要なものも多くなり
ファミリー向けのキャンプ場を利用
こどもが成長し身の回りのことができるようになってくると
荷物の量もだんだん減り
再びスマートスタイルに戻ってきている
檜原村は季節によって見せる風景が違うらしい
春は新緑が芽吹き、一面が美しい緑色となる
しかしそれは厳しい冬を乗り越えてこそ
初めて感じることができる景色
一度きりの場所ではなく、何度も訪れる必要がありそう
一見さんお断りってやつ?!
小高く盛り上がった丘から下の方へ目を向けると
コテージ風の木造の建物が見える
早速降ってみる
蜜に夢中な蜂たちの横を静々と通り過ぎる
さよ〜ならぁ〜
コテージに到着
現在は不定期で開催されているイベントなどの会場となっている
過去に行われたイベントについてはコチラを参照
今後も各種イベント構想中だとか
ありきたりだけど、星の観測会とかやったら素敵だろうな
早速中へ
木の温もりが素足には気持ちが良い
この時ばかりは裸足で正解!と思う
さらに新しい森の道へ
山林の合間の作業道を下る
ビーサンには少々辛い
小さなお子様はよしましょうね
山道を歩くときは、絶対専用のクツで
ところでこの森の道は、主に丸太を木組みした丈夫な『大橋式』で作られていて
ところどころで有機物も活用した『四万十式』の工法も見られる
この道のハケは元々岩壁になっていて、その岸壁を削り、石を調達し、丁寧に道下に石積みがされている
その石を抱きかかえるようにその隙間に根がはびこる
根がここまで伸びるのは、炭や腐葉土などの有機物を織り交ぜながら造作しているからなのだ
難しいハナシになってしまったけれども
つまり、いずれ木は腐り、朽ち果ててしまうが
この方法で木組みすると朽ち果てたとしても自然の力でその状態を保ち続けることができるのだそうです
(※渡部さんFacebookをご参照ください)
そしてついでの話をもう一つ
現在製作中のおトイレ
名付けて「風の縄文トイレ」、風の肛門トイレ、ではないです
縄文、ジョーモン、縄文時代の縄文です
驚くべき手法については割愛しますがコンポストと同じ原理で
水洗でもなく、匂いも残らない
人間以外生物のウ◯コは全て自然に帰る仕組み
それが見事に実現されているトイレットなのです
mokkiの森にあるのは最低限必要なものだけ
あとは自然の中にどっぷり浸かり
思うがままに満喫するだけなのでしょう
さて、・・・・
mokkiの森って一体何するところ?
まもなくリリースですので、気になる方は要チェック
山を存分に満喫したあとは、腹拵えしてから、いよいよ念願かなって川へ
が、しかし、雨天が何日も続いたせいですっかり川の水量は増量
足をつけるどころか、降りることすらできなかったのはとても残念だった
時々こういうところで、ポカンと口を開けて
ぼんやりと過ごす時間も欲しいなと
今後の動きにに乞うご期待
引き続き経過報告していきます
渡部由佳さんについて
檜原村が好きすぎて、家族と移住。
千葉県山武市と2拠点居住。
いろんな意味でフットワーク軽く、さまざまな活動を立ち上げ、携わっていらっしゃいます。
「人生は遊びだ!」を地で行くカメラマン、ボディボーダー、キャンパー、そして母
以下主な活動内容
人生の主人公を育てるhero program OSOTO
photo studio present
mökkiの森
世界ふぐ協会 Global Globefish Association
以上檜原村レポートでした
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