多摩平の森アートプロジェクトの作品の展示がすべて整った。
受賞者への景品、作品の選考などに関わり、どれもはじめてのことばかりだった。
選考とはいえ、さて何を基準に選ぶものなのか、はじめてのことでよくわからない。それでも、表現することに興味があってわざわざ作品を描いて送ってきてくれているわけだから、それなりの責任をもって選びたい。【賞】という名のつくものを受けとることが嫌だと言う人はそうそういないだろうし、こどもであれば、うれしいに決まっている。なので、作品タイトル、キャプション(作品についての説明)などを参考にしながら、自分が描かないような作風、自分好みの作品を選ばせてもらった。また賞のなかに「アーティスト賞」なるものを作っていただき、僭越ながら久しぶりにペンスケッチ教室も開催すらことになった。2年ぶりの開催はド緊張ではあったものの、忘れ物がなかっただけでもよしとしたい。
大賞などの受賞作品はかなり大きく拡大して展示され、その他応募された全ての作品が受賞の有無に関わらず飾られた。
マンション建設中の現場は、無機質なパネルで囲われどこか殺風景で、近寄りがたく、もちろん危険回避の意味もあるだろうが中を覗きみることはできない閉ざされた空間だ。パネルは延々と続き、面積の広さったらない。この空間をキャンバスにみたて、市民と一緒になって彩ったらさぞ面白かろうと実行部隊は立ち上がった。
このプロジェクトは、展示してお終いではなく2023年1月頃まで継続される。状況次第ではイベントなども開催予定の新しいプロジェクトなのだ。ともあれ、昨今の世の流れはとても不安定。どの状態をもって感染が落ち着いたと言えるのかもわからないが、囲いの撤去までしばらく猶予期間があるのはとてもラッキーだ。この限られた期間を有効的かつ意味のあるものとして残せたらとおもう。
そして、お知らせ
日野市に新しくできたインスタ映えエリア。
多摩平の森バス停留所に、多摩動物園内の動物たちが園を抜け出し、何故かバス停に。後ろに並ぶもよし、前に並ぶもよし、記念撮影にお越しくださいませ。
首を長くして動物たちが、お待ちしています。
お終い








お終い