10/7(土)
NY 6日目
この日は、ダウンタウンに位置するグリニッジビレッジへ出掛けてみる。
よくもまあ朝もはよから毎日出かける元気があるものだと我ながら感心したが、そおでは、なかった。
勢いよくでかけたものの地下鉄スケッチをする気力もなく、ぼんやり到着を待つ。現地に着いたものの、目がかすむ。
老化か・・または過労を原因とするものであろうが「疲れ」を自覚する症状だ。
だけど宿へ戻るのは嫌だ。部屋に1日居るなんてまっぴらごめん。
街は素敵だった。せっかくだし、頑張って歩いてみるのじゃ。
最初に見つけたカフェ。
元気だったら描いてた
この辺りのアパートメントはこのような半地下設計が大くみられる。
基地みたいでいいな。
試しに最初のカフェを描いてみるけど最悪。
荷車おして納品にくるといういいシチュエーションだったのに。
昨日と違って今日は駄目だなと自覚しながら、とにかく歩く。午前中からやってるカフェのテラスが素敵だけど勇気がなく入れない。
辛いわ~コーヒーの1杯でも飲んで街に馴染みたいところなのに。好きなだけ描けるはずなのに、気分が下がりはじめる。
なぜじゃ。
暫く歩くと、な、なんと海がみえた！ハドソン川。川だった。しかし海のようにみえなくもない。
海の側で育った訳ではないがなぜだかこの時は海をみて少し元気がでた。
海、じゃない川を目指そう！
ハドソンリバーパークなるところへ到着。
しばしベンチでぼんやり海を見つめる。元気がでないな~と思った矢先日本に居る娘からの電話。
ほんの10分程度だったけど会話するって元気がでるんだなー。目の前がぷわーーーっッと明るくなった。
ハドソン川からの眺めをスケッチしてみる。
それをきっかけに、見事な復活を遂げ街に戻る。
よくみると、レンガ造りの美しい建物ばかり。ゴミは多いけど、それ以外はいい。
この辺り、見たところハイソな感じの人が多い。ライオンみたいな高級そうな犬を散歩してたり、とにかくあまりみたことのない犬が多い。
建物も高級なのでしょうか、素敵な家が目に留まる。人家を描くことにする。
ちょうど家主が犬の散歩から戻ってきた。が、一瞬にしていなくなり、スケッチできず。
仕方ない。
その後、隣のリカーショップもオープンし、続けて描く。小雨交じりだが描ける。
連続スケッチは、流石に疲れ座りたくなったのでいよいよ難関のレストラン探し。
向かう途中に発見したアイアン造りの素敵なアプローチ。
誘われるがままに入る
な、なんだ、なんだ
洒落た中庭に迷い込んだ！
ネットで誰かが投稿していたレストランを目当てにまたまたうすっぺらい情報で探してみる。
近くまで来てるのに見当たらず、ショーケースのケーキと黄緑色に引き寄せられ、ここでいいか（失礼）とフラフラ知らない店内に入る。
たまたま空いてたテーブルに運よく座れる(⌒‐⌒)わーい。
しかも、テラスに向かうベストポジション。
後で気がついたのですが、なんと目当にしていたお店、「CAFFE REGGIO(カフェレッジオ)」でした~ついとる~
ショーケースに引き寄せられ、絶対食べたいと本能のままに入る
目的の店に着いたことに気が付く＾＾
黄緑色がよかったのでしたー
しかもお店の人、親切。これは、救われるゥ
甘ったるい体に悪そうなケーキが食べたかったけど、サンドイッチが美味しそうだったのでカプチーノと一緒に注文する。
ぎゃ~たまらん、超うまそう！そして、めちゃくちゃ絵になる。トマトとオリーブがいかしてる。
すぐにでもがっつきたい、いただきたいところだけどここは我慢、落ち着いてまずは描く。
超人気店なのか、次々とお客がやってきて、いよいよ満席。わたしもやっとのことで手にいれた席だから、そうそう出ないわよ。
それでも、体力も戻ってきたし、もう一枚描きたかったからお店をあとにし、狙ってた場所へむかう。
向かう途中の景色。
ブルーノート、夜に来たいもんだ。一人じゃ無理だけど。
アメリカ人も並ぶんだ。
そして目的地へ。アパートメントの1階角に位置する赤いレストラン。
常に観光客らしき人がきてレストランをバックに記念写真をとる。しかも、ガイドさんが説明している集団もある。
お店の名前も調べなかったので今となっては調べる手立てもありませんがなにか訳があるのだと思われます。
通りすがりの観光客らしき方数名に絵についてベリーグッドと言われる、嬉しい。
この日は、これにておしまい。ちょうどいい時間なので、戻ることに。ハイカロリーのケーキを食べたかったので購入して帰る。
かわいくパッケージされてるけど、ケーキの背丈より低く制作されたBOXのようで、そのままでは無理と思った店員さん。迷わずケーキを真横にして格納する。
真横に格納されたけど、無事でした
忘れていたけど、日本時間だとわたくしの誕生日でした。わざわざこのタイミングでケーキを買うとは我ながらできる。
味もよかった、コストコで買った大型ケーキの味ににておりました。
おしまい
