日野市が運営する空き家活用
この6月ちょっとしたご縁をきっかけに
その流れに逆らわず(深く考えず)乗っかってみることにした
10年間人が住んでいなかった
とある空きアパート
アトリエとしてどぉかな?とお話をいただき
借りてみることに
人や虫さえをも寄りつかなくなった部屋
壁紙は剥がれ、通称「段ボールハウス」と命名
スクレーバーを使ってせっせと段ボール様壁紙を
ひっ剥がすところから始まった
空き家活用アートプロジェクト
長い年月をかけボードに張り付いたダンボール紙はちょっとやそっとじゃ
剥がれない
頑固な部分は霧吹きで水をかけ、やんわりしたところで
削ぎ落とす
これは1人では途方に暮れる、辛すぎる
ということで
写真家を生業としている友人にあえて壁紙剥がしのお手伝いをお願いする
彼女は二つ返事で駆けつけ、
友人が本当に困っている時こそ駆けつけるのだヨとサラリと言った
家のことなど、どうでもいい話をしながらたったの1日で1部屋分の段ボール紙が綺麗に剥がれおちた
そして、いよいよその上にペンキを塗る
ペンキはカインズホームで一級品
Whity Color を購入
アイアンブルーは特にカッコよかった、入り口の元キッチンは夜の部屋というテーマでこの色一色で塗る
壁剥がし塗りはみんなでやろう(勝手に)と決めていたので
木材屋さん、株式会社マルセさん
の協力を得て、イベントとして仲間と一緒に塗ることができた
医療の現場でも必ずマンパワーでと散々言われてきたが
この空き家アートプロジェクトにおいても
興味を持っていただいたマンパワーで進めることができた
一人でやることはない、みんなでやればいいと
一番手伝ってくれた人がぽそっとつぶやく
そうして、室内のリフォームが一通り済み
一番やりたかった、屋外手すりのペンキ塗り
日野市内で塗装屋さんとして働いているプロの方の
指導を仰ぎ、こちらも有志の方々にご参加いただき
たった1日で出来上がった
古ぼけた手すりが見違えるほど綺麗になり
ウェルカムなアパートと成り代わった
もう1つ、手だすけしていただいたのが
先にもご紹介した
木材屋さん株式会社マルセさんが運営する
日野まちのきの活動
月に2回第2、4日曜日に木材屋さんの工房を活用して
地域の人たちが材木から選び、自分が作りたい物を自分で作る活動の場
もちろん参加費、材料費などはお支払いする
まちのきのメンバーになれば誰もが自由に参加できる
(ちなみに私はげんきさん)
その活動に通い詰め
カッティングボード、檜のふみ台、テーブル、天板をこの夏で作ってしまった
簡単なモノを作りましょうというテーマの中
「テーブルを作りたいです」といった時には
「テ、テ、テーブル!?」とやや顰蹙めいた驚きもあったが
それでも、手動ノコギリ、電動ノコギリの使い方
うまく作る方法を一緒に考えてくれた
ひとえに、宮崎さん、伊藤さん、大沼さんのおかげだ
もちろん丸投げはしない
できるところは自分で、できないところはやってもらう
宮崎さんには、「もんでんさん、こんだけやってもらったから
なんかお礼しなきゃいけないねぇ〜」と言われたが
全くその通り
ピザの2枚や3枚でもご馳走させていただきたい
ジンジャーエールにコーラもつけたい
木工材にご興味のある方は参加することをお勧めする
こちらの会場時々コーヒー屋さんが現れたり、桃が食べれたり
かき氷が食べれたり、屋外用の巨大扇風機があったり並の材木屋さんではない
空き家を使って、何かを始めたいとお考えの方
あまり考えすぎずにチャレンジしてもいいのかも
もちろんスタート資金は必要です
しかし、補助金の活用ができる場合があったり
ジモティーなどで格安に物品を揃えたり
手助けしてもらったり、
運が良ければ好きに改修できたりすることもある
何より、経験したことのないことが経験できる
私は、室内をサファリにしたいと考え
部屋の壁一面にアフリカの景色を描いた
自宅の壁にペインティングをと思ってもなかなかできない
今後、
空き家を改修したいのですが1部屋お願いできます?
という依頼にもきっとこたえられると思う
ご依頼お待ちしてます
そして改修の時期は、できれば10月あたりがおすすめ
涼しさを感じられる頃から始めた方が
苦労なくできるのではと思う
この改修は汗だく、熱中症寸前
息のしにくさを感じることも度々あり
大変でしたが、楽しさの方が勝って
毎日毎日暑い中通い詰めた
アトリエゆたか荘はこの夏オープンします
オープンイベントなど開催できたらと考えております
ご興味のある方ぜひお越しください
そして取材のご依頼もお待ちしてます^^♪
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