先日のこと、明星大学デザイン学部(日野市)で
登壇する機会をいただきました。
プレゼンテーション用にスライドづくりをすると
これまでの自分のことをふりかえるよい機会となる。
看護師として働き
趣味で絵を描いていたころから、絵で稼ぎたいとおもうようになり
個展を開き、
ある日イラストレーターになって
線画家という肩書きに変え、コロナを超え
そして今現在までの短い物語。
気が付けば、地域の友達も増え
地域を超えてまたべつの地域に友達ができ
仕事につながったり、繋がらなかったり。
100年に満たないちょっとの人生だけど
まぁまぁ頑張っているじゃないか。
前回の登壇の時の2021年に
直近の実績などをくわえ
ブラッシュアップ。
集まった学生の方は100名ちょっと。
前回の時はそんなに参加人数はいなかったように思うから
ちょっと驚ろき
「どうしよっかな~」などと呟きながら壇上にあがりました。
本番前の1週間、2、3度実演し
修正していった。
途中言葉がすっと消えてしまう場面もあったが
どうにかすっとんだものの代わりになるような言葉をさがしだして
60分の登壇を終えた。
スライドを回しながら話すのはとても難しい。
最後の30分は質疑応答の時間。
正方形の付箋に
感想、質問を描いて寄せてくれた。
紙いっぱいかかれたものが多い印象だった。
なかでもうれしかったのは
「線画家(せんがか)という職業を作り出しているのがかっこいい」
という一文だった。
線が好きで、線で表現することを強調したくて
イラストレーターという言葉が自分にはしっくりこなかったので
自分でつくってしまった職業。
これからも大切にしていこう。
大学生だからと
つい大人扱いしてしまうが
完全に大人ではない
だからといって子どもでもない
心の中はゆらゆらとうつろいながら
将来のこととか
自分がしたいこととか
悩んだりしているのかなぁ
と、ちょっとキュンとした。
そぉそぉわたし、写真家の遠藤ちえ氏と
Video RECORDERSという超かっこいい名前のユニット組んで
気が向いたら映像作ったりしてるんです。
(映像の制作は遠藤氏)
スライド作りながら
改めてみてみると
素晴らしい映像だなぁと手がとまってしまうのでありました。
以後お見知りおきを。
学生の諸君、
大人も絶賛悩んでいる
共に悩み
共に楽観的になりすます
共に前進しよう