ケニアUber 小話

マサイマラ行きのセスナにのるためWilson空港へ。
ここはコストをさげるためタクシーアプリを使って単独移動。
ケニアでの移動はUber,Boltどちらかになるようで私はUber との相性がよく
というか、情報の登録の段階でBoltはうまくいかず
ほぼUberユーザーでした。
飛行場なんてみんなが知ってる公共エリア、簡単に行けるっしょと余裕かましてたら、アプリの操作がうまくいかない事象が発生。「(誰か助けてくれぃ!汗、涙)」とゲストハウスの先輩Ⅰ君におたおたしながら助けを求める。すでに3ヶ月ほどケニアに滞在し休学中に起業している優秀な彼はまったく動じることなく、「えー、じゃあ電話番号が違うとか?」などと落ち着きはらってChatGPTで検索しながら問題を解決してくれた。どうにか配車の依頼はでき、すんなりタクシーはくるものと安心している最中、知らない番号からの着信が。どうやら配車をたのんだ運転手からのようで(英語はなせませんけど、何か?てか、アプリでつたえてあるじゃないの)応答すると、聞き取れない英語、それも早口でどうやら場所がわからないがどこだ!?みたいなことを吠えている。英語で住所つたえられるわけないやん、と近くにいる警備員に場所を説明してほしいと頼むと同時にタクシーは到着。ようやく飛行場にむかえると安心したのも束の間、なにやらまたわめいている。なぜだよとあせった私も少しわめく、とにかくすぐに空港にいきたいわけ!と説明したところで悲しいかなわかりあえるわけもない。仕方がない、頼みの綱はツアー会社現地コーディネーターの前田さん。すぐに電話し、「なにいってるのか全くわかりません」と告げ話しを聞いてもらう。運転手、とにかく乗れとといった感じ。はぁ、連れてってくれんのかいと乗り込みタクシーは空港にむけようやく動き出す。後部座席で前田さんに事情を確認するとどうやら空港内にはいるのに駐車場代として別途100シリング必要で追加で払えということだったらしい。たかだか100シリングでこんなに大揉めしてたのか。そんなことあるんかい?と思いながら追加ではらうも、引き続きイラついた表情であらっぽく運転している(運転のあらさはケニアではデフォルト)。これはどうにか仲をとりもっておいた方がよさそうな気がしたので、翻訳英会話を使って「どうも、ごめんね。、ケニアのことも英語もよくわからなくてさ」と伝えると、「ok,ok,no problem」と笑顔。どうにか怒りはおさまったようで、ようやくwilson空港に到着。草原の中に滑走路一つあるだけだろうと想像していた空港は、たくさんの航空会社が存在していて、ずいぶん広い敷地だった。「Thank you」と威勢よくタクシーから降りようと準備していると「航空会社はどこだ?」と多分聞かれている。セスナが飛ばなくなったり、また飛ぶようになったり、いろいろあって航空会社の名前なんても知るわけもなく、そもそも航空会社は1社のみと決め込んでいたためそこはまるでラビリンス。タクシーの運転手さんは敷地内にいるいろんな人に声をかけ情報を得ながら、わたしのうすっぺらい情報をもとに広ーい広ーい空港の中をいったりきたり何往復したかわからない中、ついには目的の航空会社まで連れていってくれた。とても、とても助かった、本当にありがたいと思ったのにチップわたすの忘れちゃった。
空港スタッフの人たちも「come come」と汗だくで重たい荷物を抱えながらやってくるわたしをみて親切にしてくれた。セスナは重量制限が厳しいので注意してくださいね、と言われていた。画材、日用品など荷物をバックパックいっぱいにパンパンに詰め込み、ゲストハウスの超アバウトな体重計で荷物を測ったところ規定の20㎏を楽々オーバーしていた。空港まできて重量オーバーで搭乗できなかったらまたはスケッチブックを泣く泣く置いていく事態にでもなったら、これ以上の最悪はないと思い下着、服、手をつけてはいけないスケッチブック、ペンまで減らしてしまった。チェックインをすませ荷物をあずけると、計るわけでもなく難なく預かってもらえた。

「(あぁ、衣類やら、何よりもスケッチブックやらいれておけばよかった・・・・・・・)」

と後悔しながら、マサイマラへ向けセスナは離陸したのでありました。

ところで、その後タクシーアプリBoltから精算メールがきていたがよくみると、駐車場代を含めた値段でちゃんと事前払いはすんでいたのだ。勘違いしたんだな、でもチップ代わりにちょうどよかったよ。

日本にいると日常を過ごすうえでわからないことはほぼない。
その感覚で動いてしまうと、予想外にうまくいかにことが連続して起こる。
早め、早めの行動が日常となり、非日常を体感したいと思っているのに、いざその環境になると心配事が増え、意外とストレスになることがわかった笑

色々な人に助けを求めながら、助けてもらいながらの日々でありました。

Uberタクシーからの撮影。

現地コーディネーター前田さんのnote https://note.com/africanote
渡航前から、渡航中から渡航後まで手厚く手厚くサポートしていただけます。
アフリカ情報満載です/